トランプ大統領・アメリカ大統領選

トランプ大統領は日本にとって茨の道!だがヒラリーは地獄と論じた評論家

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アメリカは一枚岩ではなく保守派とリベラル派に分かれている

その論点からアメリカの歴史について紐解き、

なぜトランプが出てきたのか、

そして日本がどういう道筋を取るべきなのかを分析した本があります。

大間違いのアメリカ合衆国

大間違いのアメリカ合衆国

  • 作者: 倉山満
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2016/07/26
  • メディア: 単行本
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7月の段階からそのような動きがある、と論じていた言論人は、
非常に数が少ないです。

本ブログでも取り上げた江崎道朗さんが出演している、

Youtubeチャンネル「チャンネルくらら」を主宰している、倉山満さんも、

トランプが泡沫候補ではなく本格候補であり、

大統領になったときに備えて準備をするべきと訴えていた一人です。

よくトランプはイロモノと言われていた時期の動画がこちらです。

サラブレッド「ジェフ・ブッシュ」がコケたところから全ては始まった

それはイラク戦争の泥沼はまだ記憶にあたらしいところ。

どれだけ有望な候補だったとしても

戦略もなくむやみに突っ込んでしまったイラク戦争を引き起こした

ジョージ・ブッシュと同じブッシュファミリーとなったら、

そのイメージの悪さたるや半端ないですね。

共和党候補の時代から、日本にとっては「トランプかそれ以外か」

トランプだけが、日本に自立せよ、と言いました。

それが全てです。

・・・だとよくわかりませんね。

トランプとそれ以外が日本に対してどんな違いを見せているか?

それは、日本を「国」と見ているか、「ただの地名」と見ているか、その違いです。

日本が相手にする価値がある国なのか、

アメリカと話をつければスルーして構わない地名なのか、

この2つには大きな隔たりがあります。

そして、唯一トランプだけが、

アメリカの国益の立場から、日本の自衛努力を促す発言を繰り返してきました。

それが、日本をきちんと国として扱っている証拠です。

当事者能力はある、と認めているわけですから。

トランプは茨の道、ヒラリーは地獄のワケ

ヒラリーの地獄は親中政策と「ジャパン・パッシング」

ビル・クリントンという大統領を覚えているでしょうか?

不倫をしまくっていた、節操のない大統領です。

それだけではありません。

彼が大統領の時代、日本をどう扱っていたか?

「ジャパン・パッシング」なんて言葉がいたるところで聞こえてきました。

つまり、日本のことはスルーして、

中国と仲良くしよう。日本のことなんて知らん。

という政策をとっていました。

そのため、日本では円高不況が続き、

失業率もどんどん上がっていっていました。

さて、ヒラリーは旦那のビル・クリントンと同じ民主党です。

同じようなことになるのは目に見えています。

しかも、ヒラリーは私的メール問題で、
国家機密を流出させている国家反逆罪レベルのことを行っていたり、
ウォール街やチャイナマネーとズブズブの、
汚い金権政治家という面も持っています。

大統領選に負けた後の演説が、
非常に心を打った、ということで持ち上げられていますが、
このような背景を思い返すと、とても微妙な気持ちになります。

綺麗事は誰にでも言えますが、行動で示していないとまるで説得力がありません。

トランプの茨の道は「自分の国は自分で守る」

トランプが何を言っているか?

「金のないアメリカがなぜ金持ちな他所の国を大枚払って守ってやらねばならんのだ!」

「金があるんだから、適切な金を払うか、もっとちゃんと自分でなんとかできるようにしろ!」

こういうことです。

そんなにおかしなことを言っているでしょうか?

アメリカが裏で支配していて、
日本が強くならないようにコントロールしている、
何ていう陰謀論はネットを検索するといくらでも出てきますが、
いよいよ日本が強くなってもいい、という大統領が出てきたのであれば、
歓迎すべきではないでしょうか。

ちなみに、普通の国の軍事予算(日本で言えば防衛予算)はGDPの2%だそうです。

このくらいは使わないと自国を守れないし、

このくらい使っても経済成長に影響は出ないそうです。

でも、どこに財源があるの?とか、
防衛予算の増額は、国会が紛糾しそう、とか、
きっと国会をデモが囲うんだろうな、とか、
問題はたくさんありそうです。

でも、よく考えてみて下さい。

今すでに、中国やロシアの戦闘機が日本に入ってきては、
航空自衛隊が追っ払う、という事態がたくさん発生しています。

また、中国の武装漁船が日本の了解に入ってきて、
乱獲をして困っている漁業の人たちもたくさんいます。

この状況ってすでに平和とわ言い難いですよね。

都会は影響を感じないかもしれませんが。

そして、この位の小さい問題だと、
アメリカは対処してくれません。

日本が自分で何とかするしかないのです。

トランプに軽蔑されないように備えよう!
そして、アメリカの歴史を振り返ろう

そもそもトランプが出てくるまで、
日本とアメリカの関係はどうだったのか、
歴代アメリカ大統領にどんな人がいたのか。

また、アメリカ大統領の仕組みや
どんな関係を日本と築いてきたのか、
アメリカの中で日本に対してどういう派閥があるのか、
そういうことが論じられている本が、
倉山満さんの「大間違いのアメリカ合衆国」です。

トランプの名前が入っていないので、
全くトランプ本っぽくないですが、
江崎道朗さんの「マスコミが報じないトランプ台頭の秘密」と合わせて読むと、
今回のヒラリー対トランプの構図がアメリカの中でどういう位置づけか、
トランプ大統領がアメリカにとってどういう意味を持つのか、
ということがわかってくるでしょう。

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読書の秋でもあるところですし、ぜひ読んでみてください!

大間違いのアメリカ合衆国

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マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

  • 作者: 江崎道朗
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