海外留学・インターン

英会話学習に必要なアメリカの文化的背景とその学び方

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日本人が英語を話せない大きな理由は文化の違い

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英語中級者向けの英語教材「カナンアカデミー・アメリカンカルチャー・eラーニングワークショップ」を受講したので考えたことをまとめました。

 

日本人は長く英語を勉強するのに、なかなかコミュニケーションが取れない

日本人に「英語でコミュニケーションを取るのは好きですか?」と聞いたときに、
「好き」と答える人は多くないんじゃないか、人口の5%もいるのかな?

そんな気がしませんか?

 

日本人は中学生から高校・大学と短い人で3年、長いと10年近く英語を学習します。

しかし、英語を使ったコミュニケーション、書いたり、話したりするのは苦手意識の強い人が多いのではないでしょうか。

 

仮にTOEICで800点や900点のハイスコアを取っていたとしても、必ずしも自信を持って英語を話せるとは限りません。

 

いざ外国人に道を聞かれたり、英語圏への出張が決まったりすると、途端に不安になり、「あんなに勉強しているのになんで話せないんだろう?」と思う人は多いはずです。

 

私もそうでした。

 

外国語での会話に対するスタンスが日本と他国では異なる

私はヨーロッパで長期インターンをした経験から、海外の文化、特に会話に対するスタンス、を味わったことがあります。

 

その観点から言うと、特にネイティブではない英語話者は
「どうせネイティブじゃないんだから、ちょっとぐらい間違ってても気にすんなよ。わかんなかったら聞き返すから」

くらいのスタンスで会話しています。

 

日本人は完璧主義な人が多いのか、(あるいは間違っているのを見せたくないチキンなのか)、そういった会話に対する積極性に欠けている事が多いように感じます。

 

その上で、会話のスタンスも異なっているため、もうてんやわんやです。

自身のないときに、
物事をはっきり言う・結論から言う、なんてスタンスでこられたら、返事はごまかして、なんとなく相槌を打って、お茶を濁して・・・

 

なんとかその場を乗り切ろうとするのではないでしょうか。

しかし、それが一番やってはいけないことです。

 

相手からしたら、会話をする気のない、相手を馬鹿にしている、と捉えられてしまうかもしれません。

 

中級者は、英会話や英語ライティングなどアウトプットの練習をしつつ、文化を知ることが大事

ある程度英語に慣れてきて、多少の会話ならできるようになってきた。

でも、なんかいまいち相手と会話をしていてしっくりこない。

 

そんなケースが中級者には訪れるかと思います。

これはなんで起こるかというと、会話の背景にある文化の違いがお互いにいまいちよくわかっていないからです。

 

海外の留学生がたくさんいるようなインターナショナルな環境に行くと、
「君の国ではどうなんだい?」
というようなことがよく話題になります。

 

要は話の前提を整理しているのです。

 

例えば、ムスリムが豚を不浄な動物と考えるため食べられないとか、ヒンズー教では牛が神聖な動物なため食べられないとか、有名なトピックであればは別です。

 

しかし、それ以外の面、例えば日本の大学はどんなふうに授業をすすめるのか、とか、日本人が英語を話したがらないのはなぜか、とか、あまりメジャーじゃないことや、あえてその国の人から聞いてみたいことであれば、まずは話を聞いてみる、という流れになります。

 

話の前提をきちんと整理することによって、相手に失礼がないようにする、あるいは、相手のことをもっと知ろうとする、そんな働きがあります。

 

ただ、海外に行くのであればその土地の文化やマナー、タブーなどは事前に勉強していったほうが良いでしょう。そのついでに、英語もマスターできるといいんじゃないかとなお良いですね。

 

今回受けた、「カナンアカデミー・アメリカンカルチャー・eラーニングワークショップ」はまさに英語件の文化を学習しながら、英語も学習できる、一石二鳥の英語教材でした。

 

「カナンアカデミー・アメリカンカルチャー・eラーニングワークショップ」の構成

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「カナンアカデミー・アメリカンカルチャー・eラーニングワークショップ」は、6章構成の英語教材です。

 

基本構成は、
ビデオ講座 => 小テスト => 課題 => 感想・質問

というシンプルな構成です。

 

小テストの内容は、ビデオ講座の理解を問うもので、選択式や穴埋め問題などです。まさに小テストってこんな感じ、というイメージどおりのものです。

 

特徴があるのは課題です。

各章で、アメリカ人の生活、マナーなどのテーマが設定されており、このテーマに則ったエッセーを書くのが、この教材の特徴です。

 

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エッセーは、システム上でも回答できるし、ワードなどに文章を作成して、ファイルをアップすることもできます。

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基本的にシステム以外は英語です。

どうせならシステムも全部英語にしても良かったんじゃないか、というくらい、教材の中身は英語でした。

 

<各章のテーマ>

Class1 イントロダクション:英語を学ぶ心構え

Class2 アメリカ人の生活

Class3 社会問題、マナーとタブー

Class4 アメリカの歴史

Class5 アメリカの宗教

Class6 アメリカ人の価値観

 

 

 

受けてみてちょっとレベルが高いな、と感じた人は、1週目に和訳を見れば大丈夫

英語に自信のない人やちょっと不安な人には、動画の和訳、小テストの和訳、課題の和訳というのも一応用意はされています。

 

なので、自信がないところはまずは和訳を見ながら進めてしまって、2週目はフルで英語受講をするような使い方でも良いんじゃないかと思います。

 

「カナンアカデミー・アメリカンカルチャー・eラーニングワークショップ」がおすすめの人は?

ネイティブ・イングリッシュやスピードラーニングなどの初心者向け英会話教材と比べると、レベルがちょっと高いです。

 

しかし、オンライン英会話と違って、体系的に英語と英語文化を学ぶことができます。

 

TOEIC600〜700点くらいを取っている人や、簡単な英会話なら考えなくても口をついて出てくるよ、という人がちょうどいいくらいのレベル感だと思います。

 

逆に、ネイティブにずっと英語を教わっていて、会話の経験をたくさん積みたい、という人にとっては、エッセイを書くのが中心なので物足りないでしょう。

 

TOEIC600点程度の英語力があって、エッセーライティングを中心に英語文化を学んで英語での円滑なコミュニケーションをできるようにしたい、という人にとてもおすすめな教材です。

 

そのため、これから留学に行く、駐在で英語圏に行かないといけない、という人は特に会話のスタンスや背景を習得するのにぴったりです。