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日本酒初心者こそ純米大吟醸を飲むべき理由

日本酒イメージ
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日本酒を飲み慣れない人が「味と匂い」が良くない酒を飲んだら嫌いになる

最近の地酒ブームで、多様な日本酒が飲めるお店が増えてきました。

しかし、自分は好きでも、彼氏/彼女や友人が好きでないため、なかなか一緒に飲みに行きづらい、という人もいることでしょう。

そんな、日本酒を飲み慣れない人にこそ、最初はちょっと高級感がありますが
「純米大吟醸」を飲んでもらいましょう。

 

日本酒が苦手になる2大ポイントは「匂い」と「味」

日本酒が苦手な人の多くは学生時代に居酒屋で飲んだ、安い日本酒のイメージが強いことが多いです。

私も、居酒屋では乾杯から日本酒で行く、日本酒好きですが、居酒屋の安い日本酒は苦手です。飲めなくはないんですけどね。

安い日本酒の苦手なポイントで、よく出てくるのは以下の2点「匂い」と「味」ではないでしょうか。

・匂いが嫌い。特に飲んだあとの残り香が良くない
・味が苦手。甘みもないし、アルコール臭が強い

さて、日本酒好きの人がお店で純米大吟醸を飲んでいるときに、好きなポイントとして、以下の様なことを感じているのではないでしょうか?

「飲みくちがスッキリしている」
「残り香が心地よい」
「日本酒独特の旨味を感じる」

など、嫌われるポイントとは全く違っているのではないかと思います。この、日本酒好きが美味しいと感じているポイントこそ、「純米大吟醸」を飲むことで日本酒の印象がガラッと変わるポイントなのです。

 

純米大吟醸は米の良いところだけを使っているから「雑味」が少ない

さて、純米大吟醸とはどういうお酒でしょうか?

日本酒は米と水で作られています。この「米」の外側を削って、芯の一番良いところを使ったのが「純米大吟醸」です。

この削り具合のことを「精米歩合」と言います。

精米というと、玄米から白米にする過程が一番イメージが付きやすいと思います。白米にするだけでなく、芯の部分50%だけが残るように外側を削り続けたのが、「純米大吟醸」に使われているお米なのです。

ちなみに、精米歩合が50%以下のものはすべて純米大吟醸です。

有名な日本酒「獺祭」に「獺祭 磨き23 二割三分 純米大吟醸」という種類のお酒があります。

これは、獺祭の中でも、米を77%磨いて、中心の二割三分を残した、米の芯の部分の非常に良いところだけを使った日本酒、ということです。

当然削る部分が多ければ、求められる技術も高くなり、作れる量も減ってしまうため値段が高くなってしまいますが、入門編としてとても向いているお酒の一つではないでしょうか。

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獺祭
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【独断】おすすめの純米大吟醸5選

楯野川 純米大吟醸 上流(山形)

山形の日本酒といえば「十四代」が有名ですが、プレミアム価格で高騰しているため、日本酒好きでもなかなか手が出ません。

同じ山形の日本酒でもすっきりしたのみ口と、爽やかな香りが楽しめるのが、「楯野川」です。その中でも「上流」は精米歩合が40%と磨きが強めの癖のない味が特徴的です。

私の好みでよく振る舞うのですが、日本酒が苦手な方でも楯野川の上流は好き、という人が多いです。

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獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分(山口)

世界でも有名な日本酒となった「獺祭」。その製造工程が完全にマニュアル化されており、質の良いお酒を、廉価に大量に生産できる先進的な酒蔵でもあります。

なかでも獺祭の純米大吟醸は、華やかな香りと、はちみつを思わせる甘みが特徴です。非常に飲みやすく値段のバランスも取れているのが、「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」です。

新政 純米吟醸(秋田)

おすすめの純米大吟醸と言っているのに、純米吟醸を紹介するなんておかしいじゃないか?と言わないでください(T_T)

新政は、精米歩合50%以下のものもすべて「純米吟醸」として出荷している蔵なのです。

秋田県産の酒米と酵母にこだわっていて、日本酒好きにも人気の銘柄です。

中でも新政 純米 瑠璃(ラピスラズリ)は、ほのかな甘さとスッキリとした後味が特徴で、非常に飲みやすい、女性にもってこいの日本酒です。瓶のデザインもおしゃれなのでギフトにも喜ばれます。

久保田 萬寿 純米大吟醸 (新潟)

日本酒といえば新潟が生産量も消費量もダントツのトップ。
その中でも人気の「久保田」。

純米大吟醸の中ではちょっと日本酒らしいクセがあり、好みの分かれるお酒ですが、フルーティーで爽やかなお酒です。定番と言うにふさわしいと思います。

日本酒に慣れてきたら純米吟醸、純米酒など幅を広げていく

純米大吟醸は、米の芯の一番良いところを使ったお酒で、雑味が除かれていました。

しかし、一度日本酒の美味しさ、旨さを味わったら、その雑味の中にある、深みや、酒蔵のクセが欲しくなってきます。

今度は、気に入った蔵の純米吟醸や純米酒などを飲み比べてみるといいでしょう。

私は銘柄酒の中でも純米酒、純米吟醸、純米大吟醸など、純米系を好むのですが、もちろん吟醸や大吟醸が好きという人もいるでしょう。このあたりは好みの問題なので、ぜひ、いろいろな日本酒を飲んで、自分の好みの一本を探してみてください。

また、どんな料理と合わせるといいのか、雰囲気にあったお酒は?など、様々な選択肢が出てきます。なにより、純米酒、純米吟醸は純米大吟醸より安いので、いろいろなチャレンジもしやすいでしょう。

 

日本酒の知識を一緒に深めていくなら解説付きの「saketaku」がおすすめ

もし、日本酒について、色々と知識を深めていきたい。珍しいお酒を選んでもらえるなら飲んでみたい、というひとは「saketaku(サケタク)」がおすすめです。

saketakuは、珍しい日本酒を毎月1~2本配送してくれる日本酒の定期便サービスです。

 

saketakuの特徴その1:地元販売中心の珍しいお酒に出会える

saketakuは、「日本酒応援団株式会社」が運営する日本酒の定期便サービスです。

名前の通り日本酒をこよなく愛する人たちにより運営されています。

 

日本酒の選定基準

1.ごく少量の限定生産であること

2.地元消費率が高いこと

3.味わいの個性が豊かであること

4.季節を感じられること

5.つくり手が紳士淑女であること

saketakuで届く日本酒の選ばれるステップは以下の3ステップです。

1.地域を決める

まずは地域を決めて日本酒選びがスタートします。

2.造り手に会う

「こだわり・味わい・地域性」と、造りての人柄を感じた上で、日本酒を選定します。

3.ブラインドテスト

スペック・ラベルなど、先入観を排除した「完全ブラインド」の状態で、
「味わい・香り・食べ合わせ」の飲みて目線に立った、こだわりの1本を選定

これだけのこだわりで選んだ日本酒なので、毎月届くのが楽しみになりますね!

saketakuの特徴その2:プロの解説書があるから、どんな特徴の日本酒かがすぐわかる

1本につき1枚の日本酒鑑定書が同梱されています。そのため、この日本酒にどのような特徴があるのかがひと目でわかります。

また、どのようなおつまみが合うのか、あるいは器はどのようなものが、より楽しめるのかを教えてくれます。

saketakuの特徴その3:日本酒情報誌「Days」で酒蔵の人の心意気を感じられる

saketakuには、日本酒の情報誌「Days」が含まれています。

Daysには日本酒応援団が実際に会ってきた日本酒の造りての情報が載っています。

そのため、普段は目にすることのない「誰が、どんな思いで」日本酒を作っているのかがわかります。届いた日本酒を作った人の思いを浮かべながら飲むと、また違った楽しみ方ができそうですね。

最初は安価なsaketakuお試しセットを選べる

お試しセットといっても、普通に買うのと同じものが試せるので非常にお得感があります。

気になる人はぜひ一度試してみてください!

 

まとめ:楽しい日本酒ライフを、純米大吟醸から!「和らぎ水」も忘れずに!

日本酒初心者は、ぜひ「純米大吟醸」からスタートしてみてください。

それまで居酒屋の安い日本酒に持っていたイメージからはかけ離れた美味しさを味わうことができるようになると思います。

また、その際は「和らぎ水」をお忘れなく。和らぎ水とは、日本酒を飲んだら、同じ量のお水を飲むことで、一息置くものです。要はチェイサーですね。

お酒に含まれるアルコールは利尿作用があるため、体が軽い脱水症状になりやすいのです。そのため、お水を飲むことで水分補給をします。

これによって、美味しい日本酒をよりいっそう味わうことができます。

ちなみに、この「和らぎ水」は、日本酒好きの集まる「日本酒会」でもルールとマナーで徹底されることもあるものなので、ぜひ初心者の人も、和らぎ水を飲みながら、美味しい日本酒を楽しんでくださいね!