教育

落ちこぼれ世代にならないための家庭学習法

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落ちこぼれ世代にならないための家庭学習法

コロナの影響で落ちこぼれ世代?

プレジデントオンラインに衝撃の記事が投稿されました。教育評論家で都留文科大学特任教授の石田勝紀先生の「コロナ休校が生んだ「落ちこぼれ世代」の責任は、だれがどう取るのか
~「プリント丸投げ」は教育ではない」

コロナ期間中、コロナ休校で授業が減り、プリントを配布して家庭学習を支持した学校が多くありました。

しかし、NHKのニュースで千葉県の行った調査が話題となりました。

「千葉県教育委員会が県内の公立の小中学校に臨時休校に伴う家庭学習について調査したところ、『学力が定着しなかった』とした学校が全体の8割を超えたことがわかり、教育委員会は再度休校にせざるをえなくなった場合に備えオンライン授業の態勢作りを図る方針です」

「授業で再度、学習し直す内容がある」と答えた学校は小学6年生、中学3年生で87%、それ以外の学年でも86%に上り、家庭学習の効果は十分でなかったと考えている学校が多いことがわかった

プリント学習を始めとした家庭学習は、特に学習習慣のついていない小学生には効果が薄い、という研究もあり、その結果「宿題不要論」が出るほど話題になりました。

普段学校に行っているときですら、宿題の効果が疑わしいというのに、コロナ休校のストレス下で子供たちも不安やストレスを抱える中、家庭学習で効果を出せる、と考えるほうが普通ではありません。

しかし、子供たちの失われた時間は取り戻せないので、この後どうやってフォローアップしていくか、ということが各家庭で考えなくてはならないことです。

注:この期に及んで、行政に期待するのは私は無駄だと考えています。働きかけるのもやる一方で、独自の対策を取るべきでしょう。

子供の学習に必要なのは「適切なフィードバック」

学習習慣のついていない子供が、学習モチベーションを維持するのはとても大変です。

ちょっとしたつまづきですぐ心がくじけてしまう、というのは誰でも経験があることでしょう。

なので、ちょっとできたら「できた感」がある。新しいことがわかった実感がある。ということがとてつもなく大事です。

なぜ子供はゲームにハマるのか?その答えは「計算されたフィードバック」

子供がゲームばかりやって勉強をしない、という悩みを抱えるご家庭は多いハズ。私も昔は勉強しているふりをして隠れてゲームに明け暮れたものです・・・

一度は皆さん考えることだと思いますが、

なぜゲームにはこんなに熱中するのに、勉強はできないのか?
同じ集中力をどうして発揮してくれないのか?

その答えは、「フィードバック」にあります。ゲームってとてつもなく緻密に計算されたものなんです。

プリントは何も応答してくれない。ゲームなら1問ずつ褒めてくれる

プリントにせっせと答えを書き込んだとして、ちょっとずつ埋まっていくことに達成感を覚える人もいるかも知れません。

でも、これがゲームの世界なら?

悪の魔王が人間を滅ぼそうとしていて、勇者の僕が世界を救うように王様から頼まれた。装備を揃えて、いざ冒険の旅へ!最初に出会ったモンスターは、簡単に倒せて、経験値とお金がもらえた!このあとどんな冒険が待っているんだろう、ワクワク!

みたいなストーリーと、簡単な課題、課題を1つこなすごとにフィードバックがあるんです。とあるゲームクリエイターの人がテレビのインタビューで言っていたのは「我々はプレイヤーをいかに沢山褒めるか、ということを考えている」。褒めると熱中してくれる、ということがわかっているんですね。

逆に考えれば、ゲームのように沢山褒めてくれる教材があれば、子供たちも熱中できるのでは?

この発想をまじめに考えている人たちが世の中にいます。その人達は「ゲーミフィケーション」といって、いかにゲームのように熱中する仕掛けを、普段の仕事や勉強に生かしていくか、という研究をしています。

その結果、必要な要素が分かってきています。

・わかりやすいストーリー
・スモールステップの達成感
・達成してきた経験の可視化
・即時フィードバック

などです。

今、自分がなぜこの敵と戦っているのか、というのがゲームだと明確です。一方、「なぜ勉強をしなくてはいけないの?」というのは、古来から親が子供に聞かれて困る話題の1つです。

勉強をする目的をストーリーにするには、工場見学をしたり社会科見学をしたり、実際に社会で行われていることを見て、何が必要かを考えることが大事ですが、今はそれもやりにくい環境です。

だとすると、敵を倒すためにパズルやクイズを解く、のような、ゲームのストーリーの中に勉強を組み込んでいくような仕掛けというのが考えられます。

実際にそんなふうに勉強や仕事を考えていくと効果が上がる、という研究もされています。

 

結局いいオンライン教材とは?

子供が熱中できるような仕掛けが合って、フィードバックも適切に行われて、自力でなんともならなくなったときに助けてもらえる、というのがとても重要です。

ゲーミフィケーション教材のパイオニア!主要5科目をカバーする「すらら」

家庭学習で困ったら「すらら」!と言っても差し支えないくらい、よくできた教材です。

小学生、中学生、高校生と各学年をカバーし、かつ、英語・国語・数学・理科・社会と主要5教科をカバーしているオンライン教材です。

すららはゲーミフィケーションをまっさきに導入し、日本国内にとどまらずインドネシアやフィリピンでも導入されるなど実績は豊富です。

また、経産省の「未来の教育」実証実験の実験教材にもなっており、2019年に長野県で行った実証実験では、すららを使うことで、40%も短い時間で必要事項が理解できた、という結果も得られています。

今後では日本国内でも全国672校の実証校に「すらら」「すららドリル」が導入され、約25万人の生徒が受講することになります。

無学年制で、わからなくなったところから振り返って学習できることから、「苦手な教科がある生徒」も「学校の授業よりどんどん先に行きたい生徒」もどちらも対応できます。

例えば、小学6年生でも、算数が得意だから、中学生の数学を勉強して、国語は感じが苦手だから4年生からやり直し。理科と社会は6年生の内容をそのままやる、ということもできてしまいます。

これ、学校だとできませんよね?

そういう意味でも、すららは非常におすすめです。

まとめ:落ちこぼれ世代にならないために家庭学習で工夫が必要

ゆとり世代、さとり世代、など、メディアが世代を表現する方法は何かと話題になりますが、この「落ちこぼれ世代」というのは完全な悪口です。

子供をそう言われる環境に置かないためにも、なにかした家庭での工夫が大事になります。家庭学習で子供が自分で集中できて、ちゃんと成長する環境としては、すららが圧倒的におすすめです。

無料体験や資料請求もできるので、ぜひ一度どんなものか確認してみてください。