トランプ大統領・アメリカ大統領選

「民主党」は議論を長引かせ、政治を停滞させる

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トランプ大統領の組閣は遅々として進まない

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トランプ大統領の大統領令などが話題に上っていて、あたかもトランプ大統領は大統領に就任した途端に、横暴を働いているかのように思うかもしれません。

しかし、実態は、というと、組閣も思ったようにできていない、という状況です。

組閣されなければ、行政の動きが鈍いことは、想像しやすいことかと思います。

Wall Street Journalによると、やっと5人だそうです。

jp.wsj.com

近年の政権では発足2週間以内に大半の閣僚が決まっている。バラク・オバマ前政権の場合、発足14日目には閣僚候補15人のうち12人が承認された。ジョージ・W・ブッシュ政権では14人中13人、ビル・クリントン政権では14人中13人、ジョージ・H・W・ブッシュ政権では14人中9人が同期間に決まっていた。

就任から18日も経って5人しか決まっていないのは、かなり遅い、ということです。 

民主党議員は承認プロセスが遅れているのは、閣僚として不適格もしくは事前審査が不十分な候補者がいるためだと説明する。
上院規則で認められている審議時間を上限まで使ったり、特定の公聴会をボイコットしたりするのが民主党の戦術だ。

審議時間を上限まで使う、公聴会をボイコットする、などの議会戦略をとって、遅延を起こさせている。

もちろん、政権移行チームを大統領就任決定後にトランプ大統領が変更したことが、原因の1つです。しかし、チーム内でクリントンに関するデマを流した人がいたそうなので、致し方ないですね。

 

www.economist.com

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 政権チームのメンバーについては、The Economistインフォグラフィックスにしてまとめています。

この全員が、きちんと上院の審査を通るのはいつになるのでしょうね?

そして、そこからがトランプ政権本格始動です。

 

共和党が上院・下院ともに過半数を取っているため、基本的にはトランプ政権の言い分が通るはず、つまり、政治はどんどん動いて行くはずです。

それまでに、どのよん替えなくてはいけません。うな関係を築けるのか、その後、どのようにして行くのか、は考える必要がありますが、少なくとも、情報は極力偏らないようにしたいものです。

 

 

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