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5,000~6,000円のエントリーモデル・ステッパー徹底比較

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自宅で手軽に有酸素運動ができる「ステッパー」は、ダイエットや運動不足解消に人気の器具です。踏み込むだけとシンプルな運動なのに消費カロリーはウォーキング以上とも言われています。

本記事では5,000~6,000円程度で購入できるエントリーモデルのステッパーに注目し、「静音性」「耐久性」「負荷」の3項目で主要モデルを比較します。また、その結果を踏まえてダイエットや運動不足解消に適したおすすめモデルを選定し、最後にエントリーモデルの選び方のポイントを解説します。

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エントリーモデルのステッパーの特徴

5,000~6,000円のステッパーは初心者でも購入しやすい価格帯で、コンパクトでシンプルな構造が一般的です。多くは油圧シリンダー式で、踏み込みに対する適度な負荷を生み出し、ステップ数や時間を表示する簡易なカウンターを備えています。サイズは約幅30×奥行き35cm前後、高さ20cm程度、重量5~7kg程度のものが多く、耐荷重はおおむね90~100kgに設定されています(※自重100kg対応が標準的)。中には空気の力で負荷をかける「エアーステッパー」タイプもあり、こちらは本体が非常に軽量(1kg程度)で価格も3,000~4,000円程度とさらに安価です。

一方、高価格帯モデルとの違いとして、エントリーモデルは高級モデルに比べて機能や性能が限定的です。例えば、連続使用時間の目安は安価なモデルで約20分程度に留まる場合があります。油圧式ステッパーはシリンダーが過熱するため、安価品では「20分連続使用したら休憩」が必要なモデルも多いのです。高価格帯ではシリンダー性能が向上し60分以上連続使用可能なモデルもあり、有酸素運動として十分な運動時間を確保できます。耐久性の面でも、高価モデルは堅牢な造りで長期間使っても軋みや異音が出にくく、安価モデルでは使い始めて間もなく軋み音(キーキー音)が発生する例も報告されています。実際、「5,000~6,000円くらいのステッパーを使ったら騒音が近所迷惑ではと心配になるレベルで発生し、すぐ使わなくなった」という声もあります。

また負荷調整機能にも差があり、高価格モデルはダイヤルで細かな強度設定やツイスト機能(踏み込みにひねりを加えて運動部位を増やす)などを備えるのに対し、エントリーモデルは負荷固定または簡易な調節のみのものがほとんどです。実際、ある高級モデルでは可動域が大きく負荷無段階調節可能で、「安物ではいくら踏んでも得られなかった本格的な運動効果を感じる」との指摘もあります。

総じてエントリーモデル必要最低限の機能に絞られていますが、その分価格が手頃で省スペースというメリットがあり、初心者の入門用や自宅での軽い運動には適しています。

主要モデル比較:静音性・耐久性・負荷

それでは、価格帯5,000~6,000円程度の主要モデルについて、「静音性」「耐久性」「負荷(運動強度)」の観点で比較します。代表的なエントリーモデル3機種を例に、それぞれの特徴を見てみましょう。

モデル名 (方式)静音性耐久性負荷強度・調整
UBXRIN ステッパー(エアー式)​◎ 非常に静か。PVCエアクッション構造で踏み込み音がほぼ出ない。集合住宅や夜間でも安心。△ 耐荷重100kg​と標準的だが、本体が約1kgと軽量なため安定感はやや劣る。長時間の連続使用にも強い(空気式でシリンダーなし)。△ 負荷固定(空気圧により多少調整可)。運動強度は中程度で、関節に優しいが強負荷トレーニングには不向き。
TENBOOM ステッパー(油圧シリンダー式)​○ 静音設計。ペダル裏と土台にクッション材を内蔵し、衝撃音・振動を低減​。動作音は小さくテレビ視聴しながらでも気にならない程度。○ 耐荷重100kg​と十分。重量約7kgの金属フレームで安定感もある。連続使用は約20~30分推奨(一般的な油圧式の制限)。▲ 負荷固定(調節機能なし)。油圧シリンダーによる踏み込み抵抗は適度で、初心者や高齢者でも無理なく踏める中程度の強度​。
iimono117 チューブ付ステッパー(油圧シリンダー式)​▲ 平均的。静音クッション等の記載はなく、踏み込み時に多少音が出る可能性あり(防音マット併用推奨)。◎ 耐荷重135kg​と頑丈。本体重量約7kgで安定感が高く、長期使用による劣化も起きにくい構造。ペダル踏み込み回数や時間を表示するモニター付き。◎ 負荷調整可能。ネジ式ダイヤルで踏み込み幅を変え、低・中・高の3段階の負荷調節が可能​。自分の体力に合わせて強度を設定でき、本格的な筋力強化にも対応。

※静音性評価の◎○▲△は相対的な目安(◎非常に静か、○静音設計で静か、▲標準的、△やや劣る、×なし)。耐久性は主に耐荷重・構造安定性、負荷強度は運動のきつさと調整可否を考慮しています。

静音性の比較

エントリーモデルを選ぶ際、静音性は重要なポイントです。特に集合住宅に住んでいる方や夜間に運動したい方は、動作音が小さいモデルを選びましょう。

ステッパーは踏み込んだ際にペダルと土台がぶつかり大きな音が発生することがあります。静かに使うには本体の防音設計が重要で、ペダルと土台の間にクッションを挟むなど対策されたタイプなら騒音を軽減できます。例えば上表のTENBOOMステッパークッション内蔵で踏み込み音を抑えた静音設計です。また、UBXRINステッパーのようにエアー式で衝撃音そのものが出にくいモデルや、折りたたみ式の「ミュートミニステッパー」のように静音性を重視したモデルもあります。実際、CCTYCC社「ミュートミニステッパー」は「静音性が高いので夜間でも安心して使用できます」と紹介されており、音を気にせずトレーニングできると好評です。静音性をさらに高めたい場合、防音マットを敷くのも有効でしょう。

耐久性の比較

耐久性では、ステッパー本体の強度や耐荷重、連続使用時間の長さがポイントです。エントリーモデルでも耐荷重100kg程度のものが多く、一般的な体重の方であれば問題ありません。

ただし安価なステッパーの中には耐荷重が低め(80kg台など)のものもあるため、自分の体重より十分余裕のあるスペックを選ぶのがおすすめです。上表ではiimono117ステッパーが耐荷重135kgと群を抜いており、フレームの剛性が高く安定した作りです。本体が重いほど安定感が増し激しく踏んでもグラつきにくくなる反面、重量増で持ち運びは多少不便になりますので、そのバランスを考えましょう。

また、連続使用時間も耐久性指標のひとつです。油圧式の場合、シリンダー性能によって20分程度しか連続使用できない製品もあれば、60分前後使える製品もあります。

連続使用時間が長いほどシリンダーの耐久性が高いといえます。実際、creerサイドステッパーのように「7,000円台と手頃な価格ながら静音設計で連続使用120分と耐久性にも優れる」と評価されるステッパーも存在します。エントリーモデルでも製品によって耐久性に差があるため、長く使いたい場合は口コミで「長時間使っても壊れにくい」「軋み音が出にくい」といった評価があるモデルを選ぶと良いでしょう。逆に安価すぎるモデルは構造が華奢で、使い始めてすぐに異音が出たり部品が劣化しやすい傾向も指摘されています。耐久性重視なら、多少予算を上乗せしてでも評価の高いモデルを選ぶことをおすすめします。

負荷(運動強度)の比較

ステッパーによる運動強度はモデルごとに異なります。エントリーモデルの多くは中程度の負荷で、有酸素運動として程よく汗ばむ強度に設定されています。これは初心者や運動が苦手な方でも無理なく継続できるよう配慮された結果ですが、ダイエット目的でしっかりカロリー消費したい場合や、使用者の体力によっては「物足りない」と感じることもあります。そのため負荷調整機能の有無が重要です。

負荷を変えられるステッパーなら、自分の筋力・体力に合わせてトレーニング強度を調節でき、徐々に強度を上げていくことも可能です。たとえばプリマソーレ「ミニステッパー」調整ノブで低・中・高の3段階に負荷変更が可能で、家族で使う場合や筋力アップを目指す場合にも対応できます。

一方、負荷調整機能のない製品では負荷が固定のため、その強度設定が自分の目的と合っているかを確認しましょう。踏み込みが軽すぎると長時間歩いても消費カロリーが伸び悩みますし、重すぎると短時間で疲れて続かないこともあります。

加えて、ステッパーの種類(動き方)によって負荷のかかり方が異なる点も比較ポイントです。一般的なストレートステッパー(上下に踏み込むタイプ)は膝の屈伸運動が中心で負荷はマイルドです。一方、サイドステッパー(ハの字に外側へ踏み込むタイプ)は内ももや外ももの筋肉にも刺激が加わり運動強度がやや高まります。

さらにツイストステッパー(踏み込みに体のひねりを加えるタイプ)はウエストやヒップにも効く反面、踏み込み抵抗が強く感じられることもあります。エントリーモデルでは主にストレートまたはサイドタイプが中心ですが、より運動効果を高めたいならサイドステッパーを選ぶのも一つです。例えばのFKstyleサイドステッパーは外腿と内腿にしっかり負荷がかかり、姿勢維持にも効果的です。ただし種類による負荷差は基本機能(シリンダー強度)の違いほど大きくないため、最終的には負荷調整機能の有無を重視すると良いでしょう。

おすすめモデルの選定

以上の比較を踏まえ、静音性耐久性負荷強度それぞれの観点で特に優れたエントリーモデルを厳選してご紹介します。いずれも5,000~6,000円台で購入可能なモデルで、ダイエットや運動不足解消に役立つものばかりです。

静音性重視:CCTYCC「ミュートミニステッパー」

音を極力抑えたい方にはこのモデルがおすすめです。名前のとおり静音設計に優れ、夜間でも安心して使用可能。空気圧式ではありませんが、独自の構造で騒音や振動を低減しています。コンパクトに折りたたみ収納でき、省スペース性も優秀です。踏み板には無数の細かな凸加工があり、滑り止めと足裏マッサージ効果も兼ねています。家族が寝静まった後や集合住宅でも気兼ねなく運動できる静音モデルです。

CCTYCC社「ミュートミニステッパー」

耐久性重視:iimono117「チューブ付きステッパー」

長く使える頑丈なステッパーを求めるならこちら。耐荷重135kgとエントリーモデル最高クラスの強度を誇り、本体も約7kgの重量で安定感があります。安価ながら歩数・時間・消費カロリー表示のディスプレイを搭載し、モチベーション管理も可能です。さらにパワーバンド(チューブ)付きで腕や上半身のエクササイズもできるため、全身運動にも活用できます。ペダル表面は滑り止め付きで安全性も高く、踏み込み幅をネジで調整して負荷を自在にコントロールできる本格仕様です。コストパフォーマンスに優れ、「安いのに機能充実」と評される一台です。

iimono117「チューブ付きステッパー」

負荷重視(ダイエット向け):プリマソーレ「ミニステッパー」

しっかり汗をかきたい方には、プリマソーレのミニステッパーがおすすめです。価格は約7,000円前後ですが、その分負荷調整機能が充実しています。調整ノブにより低・中・高の3段階で負荷を切替可能で、自分の体力に合わせて運動強度を変えられます。負荷「高」にすれば踏み応えが増し、短時間でも心拍数を上げるトレーニングが可能です。逆に軽めにもできるので、運動初心者から上級者まで幅広く対応します。ただし連続使用は30分程度までが推奨とされており、長時間の有酸素運動には向きません。適度な休憩を挟みつつ1日数セット踏む、といった使い方で脂肪燃焼に役立てると良いでしょう。デジタルカウンター付きでステップ回数・時間・消費カロリーを確認できるため、ダイエット管理にも便利です。

プリマソーレミニステッパー

エントリーモデルの選び方ポイント

最後に、エントリーモデルのステッパーを選ぶ際に重視すべきポイントを整理します。

何を重視するか明確にする

静音性・耐久性・負荷調整など、自分が特に重視したい機能を決めましょう。例えば「アパート暮らしなので静音性最優先」「できるだけ長持ちするものがいい」「ダイエット目的だから負荷がしっかりかかるものが欲しい」など、目的に合った性能を持つ機種を選ぶことが大切です。

静音性

上記のとおり、踏み込み音や振動の小さい静音モデルがおすすめです。防音クッション内蔵静音設計と明記された商品を選ぶと良いでしょう。また、静音性を高めるために防振マットを併用すれば床への振動音もさらに軽減できます。深夜や早朝に使いたい人、家族と同居で音を出せない人は静音性を最重視しましょう。

耐久性・安全性

長期間使うなら耐久性も無視できません。耐荷重は自分の体重より余裕がある値を持つ製品を選びます。体重ギリギリだと、運動時の衝撃で破損する恐れがあるためです。目安として耐荷重100kg以上あれば安心感があります。また、製品説明に連続使用時間が記載されていれば確認しましょう。短いもの(20分程度)より長時間連続使用できる機種の方がシリンダーが高品質である可能性が高いです。さらに、ペダルの滑り止め加工や安定した土台構造かもチェックします。レビューで「安定感がある」「グラつかない」といった評価があれば安心です。初心者や高齢者でバランスに不安がある場合、ハンドル付きのステッパーだと安全性が高まります(※ハンドル付きは価格が上がりがちなので予算と要相談)。

負荷強度・調整

ダイエットや本格トレーニング目的なら負荷調整機能付きがおすすめです。強度を変えられると家族で共有する際も便利で、各自に合った運動強度に設定できます。調整機能がない場合、そのモデルの負荷設定が自分に合うかを確認しましょう。製品説明や口コミで「負荷が軽め」「結構ハード」など感想が分かることもあります。また、運動不足解消程度であれば軽~中程度の負荷で長めに踏み続ける方が効果的です。有酸素運動は20分以上続けて行うと脂肪燃焼効果が高まるため、あまり負荷が強すぎるモデルより適度な強度で長時間継続できるモデルの方がダイエットには向いています。自分の運動耐性に合わせ、無理なく続けられる強度の製品を選びましょう。

その他のポイント

サイズや重量、付属品もチェックしてください。エントリーモデルは比較的コンパクトですが、それでも使用後に部屋の邪魔にならないサイズか確認しましょう。折りたたみできる製品なら収納場所を取りません。重量は重いほど安定しますが、移動や片付けの手間も増します。付属マットやエクササイズバンド付きのモデルはお得です。特にマットは別途用意すると数千円する場合もあるため、初めから付属していると経済的でしょう。またデジタルカウンターが付いていれば運動量の記録に便利です。こうした付加機能と価格とのバランスも踏まえて検討してください。

まとめ:エントリーモデルのステッパーでまずは運動の習慣化を

エントリーモデルのステッパーについて静音性・耐久性・負荷の観点で比較し、おすすめモデルをご紹介しました。5,000~6,000円程度でも工夫された良品は多く、市販の安価なステッパーでも「値段以上の価値がある」「価格と機能のバランスが良い」製品は存在します。まずはエントリーモデルで無理なく習慣化し、物足りなくなってきたら上位モデルへの買い替えを検討するのも一つの方法です。

ぜひ本記事を参考に、自分に合ったステッパーを選んで日々の運動不足解消・ダイエットに役立ててください。

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