高尿酸血症・痛風は学会ができるくらいのよくある病気
痛風を調べると、検索上位には、当然のようにアフィリエイトサイトが並んでいます。
もちろん、痛風を予防するための情報も入ってはいますが、ちゃんとしたサイトなら、ちゃんとした情報源を提示したほうがいいんじゃないかな、と思います。
日本痛風・核酸代謝学会は、高尿酸血症・痛風の原因や治療法などを研究している学会です。お医者さん向けに、資料方針のガイドラインも出していて、ダイジェスト版が無料で閲覧・ダウンロードできます。
無料なのに、この充実具合。
僕も、検査をしたときに尿酸値が8.4と出てきたので、投薬治療をしないとやばいのかな、となんとなく思っていたのですが、このガイドラインをのんで、まだギリギリ生活習慣直す段階でいいのだということがわかりちょっとほっとしました。(ちゃんとその後診断も受けましたが、お医者さんも投薬しないで済むならそのほうがいいということで、落ち着きました)
病気になったときは、病名+ac.jpか、病名+「病院」で検索しよう
痛風もそうですし、WELQの問題もそうですが、特に生活習慣病はすぐに命に関わる人の比較的少ない病気です。
そのせいか、サプリメントなどのアフィリエイトリンクが検索上位にたくさんある状態になっています。
もちろん、きちんとした情報を提供して、その一環で広告を載せている人もいます。
しかし、そうでない人もいて、それが検索の大半をしめていた、というのがWELQ問題で明らかになったことでした。
お医者さんが正しい知識をもとに情報発信している可能性が高いので、
大学を表す「ac.jp」か、「病院」を組み合わせた複合キーワードにすることで、できるだけ正しい情報にアクセスしましょう。
厚生省の情報が検索に弱いのもやっぱり問題
厚生省が実は病気のデータベースを作っています。
例えば、アルコールと痛風をテーマにした記事もあります。
しかし、「アルコール 痛風」で検索してみると、7,8位位の順位。
1ページめにはいますが、上位ではありません。
ちなみに、「痛風 予防」で検索すると、そういうテーマのものがないため、カケラもでてきません。
なった後にどうしたらいいか、も重要ですが、ならないためにどうすればいいか、という情報の発信が、医療費の削減にもつながると思うんですけどね。
こんなサービスもあります。
いずれにせよ、きちんとした情報は「厚生省」「大学」「病院」のどこかがまとめている可能性が高いです。
なので、情報サイトだけでなく、そのような機関からも情報を得たほうがきっと役に立ちますよ!