1月28日にトランプ大統領は5カ国の首脳とそれぞれ電話会談を行った
電話の相手は、ドイツ、フランス、オーストラリア、ロシア、日本
After speaking with Chancellor Merkel for 45 minutes @POTUS is now onto his 3rd of 5 head of government calls, speaking w Russian Pres Putin pic.twitter.com/RPAWIgcO2C
— Sean Spicer (@PressSec) 2017年1月28日
ちなみに、ロシアのクレムリンも、アメリカのホワイトハウスも、会談の内容は発表していない。
この時、Sean Spicerはドイツ、ロシア、日本の会談については、言及したが、フランス、オーストラリアとの会談については、特に言及していない。
安倍首相と2/10に会談する事になったというのも、このツイートによる。
During call with Japanese Prime Minister Abe @POTUS invited him to a meeting at White House on February 10th
— Sean Spicer (@PressSec) 2017年1月28日
この記事によると、トランプは、オバマ時代の移民受け入れ政策を引き継ぐかどうか検討している、ということでした。
Key points:
- Refugee deal concerns 1,250 refugees, some from countries on Trump’s travel ban list
- Deal struck between Obama administration and Turnbull Government
- President still deciding whether to honour the deal after executive order suspends US refugee program
さて、各記事で騒ぎとなっている元の記事は、ワシントンポストの以下の記事です。
どうやら、1時間の予定だった電話会議は、トランプの怒りによって、険悪な状態で終わった、というのが、政府高官の証言だそうです。この証言をしたのが誰かはわかりません。
極め付けが以下のツイートです。
Do you believe it? The Obama Administration agreed to take thousands of illegal immigrants from Australia. Why? I will study this dumb deal!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年2月2日
つまり、オーストラリア首相と会談し、その後検討した結果、ということでしょう。
メルケルとは45分、プーチンとは30分でした。ということは、25分というのが、別段短い数字ではないようにも思えます。
The call between Trump and Putin was the first of its kind regarding policy, and reportedly lasted around 30 minutes
Washington Postは、大統領選の時からクリントン派であり、今もアンチトランプの立場にあります。なので、トランプが移民排除に対し強硬路線をとっている、という印象をより強めたかった、という可能性は捨てきれません。
オーストラリアに流れ着く不法移民を受け入れて、例の7カ国に入国制限を加える、というのはなかなかおかしな話です。
どのメディアも、ワシントンポストの記事に立脚して報道しているため、比較することができませんでした。
続報を待ちたいと思います。