どのメディアも予想していなかった結末
20時現在、Googleの選挙速報を見ると、
ヒラリー・クリントン 218人
ドナルド・トランプ 276人
と、獲得した選挙人の数はトランプが圧勝という結果に終わりました。
ちなみに、同時に行われていた上院下院の選挙でも共和党が勝利しているため、
アメリカの政治はどんどん動いていくことが予想されます。
(ねじれていると法案が通らず、政治が停滞するのはどの国も一緒です)
さて、トランプの勝利を予想していた(途中ちょっと弱気でしたが)評論家に、
江崎道朗さんがいます。
*江崎さんは8/11に新著を出します!
- 作者: 江崎道朗
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2017/08/11
- メディア: 新書
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評論家江崎道朗さんは、トランプが支持される理由を本にしている
江崎道朗さんはマスコミが報じないトランプ台頭の秘密という本を書いています。
- 作者: 江崎道朗
- 出版社/メーカー: 青林堂
- 発売日: 2016/10/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本の内容を簡単にまとめると
・トランプ人気の秘密
・トランプがアメリカの自虐史観に対抗しようとした理由
・トランプはなぜ偏向報道と戦えたのか?
・日本人が全く知らない戦後アメリカ政治史とトランプ台頭の理由
当然アメリカにも保守派とリベラル派がいます。
ちなみにアメリカでも、日本同様、メディアはリベラル派の味方です。
なので、トランプが候補として出てきたときから、
メディアにメタクソに叩かれていました。
それでも、共和党の最終候補に残り、
大統領にまでなれたのにはきちんと理由があります。
その理由が書かれているのが
マスコミが報じないトランプ台頭の秘密です。
別の記事で、この本のレビューをしたいと思います。
トランプ勝利を予測した評論家江崎道朗さんとは?簡単な経歴
1962年東京都出身
九州大学の哲学科を卒業
ちなみにこのときは共産主義に傾倒していたそうです。
しかし、突き詰めていったら理想論過ぎて実現しないことに気付いたとのこと。
「日本を守る国民会議」の事務局日本青年協議会にて
月刊誌『祖国と青年』の編集部員
大東亜戦争(いわゆる太平洋戦争)関係者や専門家へのインタビュー
アジア諸国での取材を経験し、アジア諸国から大東亜戦争の理念が
尊敬されていることを知る
日本会議国会議員懇談会の制作担当研究員
いかに日本の国益を踏まえた外交を展開するか、
分析・研究と政策提案を行ってきた。
近年は評論家として、コミンテルンが世界に残した爪痕と現状を研究し、
以下のような本を書き、各所で講演をしている。
- 作者: 江崎道朗
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2016/09/02
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コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾―迫り来る反日包囲網の正体を暴く
- 作者: 江崎道朗
- 出版社/メーカー: 展転社
- 発売日: 2012/12
- メディア: 単行本
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- 作者: 江崎道朗
- 出版社/メーカー: 青林堂
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現代アメリカ保守主義運動小史 (第一プリンシプル・シリーズ)
- 作者: リーエドワーズ,Lee Edwards,渡邉稔
- 出版社/メーカー: 明成社
- 発売日: 2008/08
- メディア: 単行本
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youtubeにも多数、江崎道朗さんの講演動画があります
また、江崎道朗さんの話は、Youtubeでも聞くことができます。
講演の動画や、最近ではチャンネルくららというYoutubeチャンネルに
レギュラー出演しているようです。
米軍や情報部、ペンタゴンなどと付き合いがあったそうです。
保守系の活動を10年以上延々と地道に続けていたのがトランプということを、
彼らから聞いていたということです。
そんな関係を民間人で作っているというのがすごいところですね。
毎週日曜日 江崎道朗の備忘録
毎週月曜 江崎道朗のネットブリーフィング
おざきひとみさん、という20代半ばの女性が聞き手となって、気になる時事ネタを、深い視点を踏まえつつわかりやすく解説しています。
主な観点は外交・国防です。
同じ名前の「江崎道朗のネットブリーフィング」という連載も、扶桑社の日刊SPA!で連載中です。
江崎道朗 | 日刊SPA! <=記事の一覧に飛びます
いわゆる保守系メディアで地道に活動している評論家なんですね。
テレビでは聞けない話が聞けるので、
気になる人はいくつか動画を見てみるといいでしょう。
昔から主張が一貫して、筋が通っている、ということがわかると思います。
日本の敗戦には、コミンテルンが関わっていた、ということがヴェノナ文書など、当時の機密文書が公開されることでわかってきています。
その話を読みやすくまとめたのが2017/8/11に出版される新著、
「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」だそうです。
謀略、というと陰謀論のような印象を持ってしまうかもしれませんが、中身はおそらくインテリジェンスに関わる、今でも各国がお互いの情報を探り合って、自分たちに不利なことが起こらないようにする、という情報分析に関わる話ではないかと思っています。(まだ中身はわかりません)。
テロ等準備罪(共謀罪)が話題となりましたが、第二次世界大戦前も日本はスパイ天国でした。そのあたりのお話も含まれてくるのではないかと期待しています。
気になる人は、是非読んで見てください!
- 作者: 江崎道朗
- 出版社/メーカー: PHP研究所
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