雑記

日本の歴史をストーリーで学ぶなら動画が1番?

海外に長期間滞在すると、

妙に日本であるだけで尊敬される瞬間というのがあります。

 

例えば、トルコ人だと、

エルトゥールル号遭難事件、という、

トルコの軍艦が和歌山沖で沈没したときに、

その乗員を日本人が助けてくれた、

だから日本はいい国だ、仲間だ!みたいなノリですね。

 

他にも、イラク人なんかは、

日本はペルシャと同じアジアの大国で、

ヨーロッパとは違って、文化的で平和だ。

だから日本とは仲間だ!

 

他にも、日露戦争でロシアを破って大国入りした、とか、

第2次世界大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)にて、

東南アジアの植民地が解放される基礎を作った、とか、

そういう話がするっと出てきます。

 

が、しかし!!!!!

 

そんな話をされた私は・・・

 

世界史履修漏れ!

なんなら、地理も日本史も履修漏れ!

 

そんなこと言われても、

「へー、そんなことあったんだ、日本ってすごい国なんだねー」

くらいのもんで、逆にいぶかしがられる始末です。

 

そんなことを言われている一方で、

日本は帝国主義を進めて、

ファシズムのイタリアやドイツと組んで、

世界の平和を脅かした悪い国って習ったような記憶もあって、、、

 

完全に????

 

となっていました。

 

しかし、そんなことちゃんと調べようと思ったところで、

ヨーロッパからじゃどうしようもありません。

こんなに、歴史の教科書を読みたいと思ったことは、

人生で初めてでした。

今後ももうないでしょう。

 

そこで役に立った、というか数少ない手段だったのは、

Wikipedia大先生とYoutube大先生です。

 

受験をするわけでもなんでもないので、

年号や人の名前などどうでもよく、

なぜそういうことが起こったのか、

それが日本以外の世界にどういった影響を及ぼしたのか、

そういうことが知りたかったんですね。

 

そういうときにこういう動画を見ると、非常に役立つなと思いました。

 

動画のいいところっていうのは、

話しているシーンに応じて、地図や写真がでてきて、

イメージにも残りやすいところですね。

 

しかも、自分の国のことを悪く言うのなんて、

日本人くらいのものなので、

この位潔く(でも筋は通って)日本を中心に考えている方が、

むしろ議論の材料としては役立ちますね。

 

逆に、自虐的な雰囲気で話していたら、

親友のポーランド人に怒られました。

「お前はなんで自分の先祖を貶めるようなことばかり言うんだ?」

 

歴史というのは、少なくとも外向きには、

そんなに自分の国のことを下げて言うものではないらしいです。

 

たしかに、そんなことしていたら、

堂々と外を歩けない国の人は多そうですね。