ヨーロッパに旅行に行くなら必要なもの
イタリア、スペイン、ポルトガルでワインを楽しみ、
ドイツでビールとソーセージ、
イギリスでフィッシュアンドチップス、
スイスでハイジとチーズ、みたいな、
ヨーロッパは楽しいことがいっぱいです。
僕は過去にヨーロッパのとある国で1年暮らしていました。
その間に26カ国くらい回ったのですが、ヨーロッパで働いていると文化の違い以外にも色々違うことがありました。
それが、使う道具の違いです。
旅行に行くなら用意していきたいものをリストアップしてみたいと思います。
だれかの参考になるといいなと思います。
0.航空券を買うときは、保険の効くクレジットカードで買おう
航空券を何で買うか、というのが実は結構大事です。
クレジットカードによっては付帯の保険がついています。
最大2000万円の保証とか、見ませんか?
例えば、中山エミリさんのTVCMでおなじみ三井住友VISAカード♪では、海外旅行傷害保険が付帯しています。
クラシックカード 海外旅行傷害保険(最高2,000万円) 海外ご旅行中のアクシデントに備えて、旅行傷害保険をご用意しております。事前に旅費などを当該カードでお支払いいただくことが前提です。(引受保険会社/三井住友海上火災保険株式会社)
仮に、旅行中に何かあったとしても、保険が受けられるというものです。
ここで重要なのは「事前に旅費などを当該カードでお支払いいただくことが前提です」という一文です。もし、現金で航空券(飛行機のチケット)を買っている場合、この保険は適応外です。
普段使っているカードも、もしかすると保険適用がないものかもしれません。
注意しましょう。
1.旅行先の日本大使館・領事館の住所と電話番号のメモと現地の小銭セット
これ、とても大事です。
はっきり言って、どの国に行っても、日本人旅行客は狙われます。
というか、日本人じゃなくとも旅行客って狙われています。
なので、自分の財布やらパスポートとは全く違うところに、被害にあったときに助けを求める先を控えておくことが大事です。
さらに、公衆電話を使うための、現地の小銭を合わせておけば安心です。
ホテルに最初に準備しましょう。
2.パスポートのコピーと、クレジットカード会社への連絡先
すられるときはなにがすられるかわかりません。
カバンごとひったくられるかもしれないし、ナイフでカバンが切り取られる、鞄の中を隣りに座った妊婦にまさぐられる、なんてザラです。
なにが取られても、とりあえず身分を示せるようにパスポートのコピー(ちゃんと顔写真もきれいにわかるもの)をとっておきましょう。
また、クレジットカードを無駄に使われる可能性は高いです。盗まれたときにクレジットカード会社に連絡できれば、被害を最小限に抑えることができます。
必ず控えておきましょう。
3.スカイプのアカウントと数ドルのチャージ
もしかするとスマホを盗まれるかもしれません。
スマホの本体は、格安でも2万円くらいする高級品です。
スマホがなくても連絡が取れるようにするには、スカイプのアカウントを持っておくのがよいです。スカイプは固定電話にかけるとき、国際電話でも8.3セント/分で電話をかけることができます。
特に、被害にあって不安になっているときに、誰か身近な人の声を聞きたくなるかもしれません。そういうときに、スカイプで電話をかけられると安心できます。
旅行に行く前に、1000円分でも入れておけばかなり安心できます。保険として入れておくといいでしょう。
4.身につけられる財布と小銭入れとプリペイドカード
たとえば、こういうやつです。
これを、直接身につけます。シャツの中です。
外にぶら下げていたら、紐を切られたり、ひったくられたりします。
極力外から見えないように、身につけておきましょう。
このとき、ちょっとした支払いにこのポーチは使いません。
つかうのは小銭入れです。
たとえばこういうコインケースをポケットに入れて、電車代を払う、飲み物を買う、などに使える程度の最小限のお金を入れておきます。
さらに、日本で最小限のチャージをしたプリペイドカードも入れておきましょう。
そうすると、だいぶ便利に過ごせます。
日本は現金での決裁が主流ですが、ヨーロッパはカード社会です。
現金を大量に保有していると、強盗に襲われるとか、そもそも数える手間がかかるとか、いろいろな事情があります。
プリペイドカードは必ずVISAかMASTERにしましょう。くれぐれもJCBなど選ばないように。なぜなら、使えるところがないからです。
JCBはほとんど使えませんので注意して下さい。
VISAなら、三井住友VISAのプリペイド、MASTERならマスターカードキャッシュパスポートがおすすめです。
5.空港からホテルまでの安全な移動方法の控え
数年前に、ルーマニアにインターンで渡航をした女子大生が、タクシーで移動をしようとして、惨殺される、という事件がありました。
そこまでいかなくても空港からホテルまでの移動中にスーツケースを転がしながら観光していた日本人が、スーツケースごとひったくられた、なんていう話は枚挙に暇がありません。
スーツケースは、運ぶのが大変です。つまり、守るのも大変です。
こんな事件に巻き込まれるのは、海外が初めての人に限りません。ちょっと慣れてきた人も十分ありえます。
私はバルセロナに遊びに行ったときに、世界一周中の女性がまさに被害にあって、これから大使館に行く、というところに遭遇しました。
中東からヨーロッパに入って、気が緩んだそうです。
その人は、ショートカットと思って、裏道を通っていったところ、ひったくりに襲われた、ということでした。
まずは、一心不乱にホテル(宿泊先)を目指しましょう。
そのために、距離ではなく、安全性を第一に考えてルートを取りましょう。
6.こんにちは、ありがとう、火事だ!、乾杯!を覚えていこう
ここまでは、どうやって被害に合わないようにするか、被害にあっても大丈夫なような備えの話でした。
最後くらい、楽しむための話をしときたいと思います。
こんにちは、ありがとう、乾杯!は現地の言葉、覚えときましょう。
ヨーロッパに行くからには、バーとか、クラブとで遊びたい気持ちもあることでしょう。
そのときに、英語だけでなく、現地の言葉を覚えておくと、現地人と仲良くなれます。
さっと言えるようにしておくといいですよ。
火事だ!は、襲われた時の定番ですね。
助けて!だと助けてもらえないけど、火事だ!だと見に来てもらえるのは、万国共通です。
そもそもそういうことにならないようにするには、危ないものに近寄らない、というのが最大級に大事です。
もし、不安なかたがいたら、お問合せから連絡下さい。
ご相談にのれると思います。
(抜け漏れがありそうなので、順次補強していきます。)